地元新聞

日田及びその近郊の情報を発信しているローカル新聞「JIMOTO SHINBUN(地元新聞)」にコラムを寄稿しております。

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R2.01号 寄稿「TFCC損傷」

TFCC(三角線維軟骨複合体)は手首の小指側の位置にあり、骨の間を結ぶ靭帯や腱、軟骨などの軟部組織による構造のことを言います。
TFCC損傷とは外傷や加齢、繰り返しの負担などでダメージを受けて痛みが出る病気です。転倒して手をついたりしたときや、スポーツや仕事等での使いすぎにおける炎症や加齢性の変化によって症状が出現します。
痛みは手首の小指側に生じます。特にタオルを絞ったり、ドアノブを回したりする動作や重い物を持つなどの際、また手首を小指側に倒す動きや手首を捻る際に痛みが生じます。さらに動作の開始時に手の抜ける感覚を感じることもあります。心当たりのある方は専門医の診察をお勧めします。

若宮病院 石井

R2.12号 寄稿「膝が痛い!もしかして骨壊死では?」

特発性骨壊死とは、明らかな原因が無く骨が壊死して、徐々に骨が潰れていく病気です。 
症状は膝関節の痛みで、変形性膝関節症とは異なり夜間にも痛みがあることが特徴的です。骨が潰れて関節軟骨も損傷されると変形性膝関節症のように膝の荷重部が次第に変形していきます。女性に多いことから骨粗鬆症との関連が指摘されています。
壊死の範囲が小さい場合は保存的に経過を観察し、壊死部の負担を減らすために装具治療などの保存療法を行います。しかし、壊死の範囲が広かったり、骨の潰れが進行してきたりした場合には手術が必要になります。ひざの痛みの原因は「年だから」で終わらせずに専門医へ相談し、精査をお勧めします。

若宮病院 石井

R2.11号 寄稿「ロコモとは?」

要支援、要介護になる原因のトップは転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障であることはあまり知られていません。
運動器の障害による移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。
ロコモは3つのテストで判定します。これが「ロコモ度テスト」です。
1つ目は片脚または両脚でどれくらいの高さの台から立ち上がれるかを測る「立ち上がりテスト」です。2つ目はできるだけ大股で2歩歩いた距離を測る「2ステップテスト」です。3つ目は運動器の不調に関する25の質問に答える「ロコモ25」です。
気になる方はお近くの整形外科受診をお勧めします。

若宮病院 石井